Sapporo 2_A.I.R.

Sapporo2は、npo S-AIRのfrontier(フロンティア)プログラムで招聘されたアーティストとキュレーターといっしょに今年のSapporo2を行い、また考えます。

レジデントアーティスト(二ヶ月滞在)とキュレーター(一ヶ月滞在)は、台湾に拠点を置く、Bamboo Curtain Studioとのコラボレーションで12月末に選出しました。

Sapporo2のAIRプログラムでは、下記の提案を行い、1/27または2/3にアーティストトーク、2/22に滞在成果発表を企画します。

The resident artist is required to:
- make daily documentation of the process finding a potential link between creativity and snow and update on Sapporo2 blog
- present the documentation of the research at the closing event
・日々、雪と創造性の記録をつくる。(Sapporo2ブログに掲載)
・プロジェクトのクーロジングに、日々の記録をプレゼンテーション(トーク)する(形式は自由)

The resident curator is required to:
- research and make a report on the projects that are carried out in and around Sapporo City during the residency period
- present and suggest a potential project proposal for Sapporo2 as a result of the research
・札幌圏で行われている雪のプロジェクトや活動のリサーチ、リポーとの提出(滞在中に)
・プロジェクトのクロージングに、Sapporo2で将来実現するプロジェクト、プログラムを提案する

主催:特定非営利活動法人S-AIR
助成:文化庁(平成24年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業)
協力:Bamboo Curtain Studio TAIWAN

【レジデントアーティスト】Chaong-Wen Ting (高雄、台湾)with Bamboo Curtain Studio
滞在期間:2013年1月23日〜3月10日
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チャオン・ウェン・ティンは、1979年台湾の高雄市生まれ。国立台南芸術大学美術科を2007年に卒業、現在はインスタレーション・アーティストとインテリア・デザイナーとして活動中。2010年には、台湾の文化カウンシルより「visual and performing artists exchange residence and communication program」により推薦を受け、パリのCite Artist Villageにレジデンス・アーティストとして滞在した。ティンは、イメージと音が混在した空間インスタレーション等のミクストメディアを得意とする。近年は、現代的で実験的なインスタレーションの適応性や拡張性に応じて、多角的な知覚やその仲介となるものを考慮した制作を試みる。個人的そして歴史的な観察が可能な、空間のマイクロコスモを体験できる作品の制作に専念している。

Ting Chaong Wen is skilled in dealing with mixed media, such as space installations which mixed with images and sounds. In recent years, he tries to concern the multiple perceptions and its mediation according to plasticity and extensibility of the contemporary experimental installations through site specific arts and features.observation the synesthesia relationship between the face of the work involved in emotional substance and history, this development belongs to the individual context and eradialectical differences in the microscopic experience, he was concerned about the proposition simple resistance on the operation of the memory consciousness into the system life.

(選考理由)
Sapporo2が個人の創造活動が社会的な変革をもらたらす機動力になるという理念のもと行われているアートプロジェクトであることから、Ting Chaong Wenの作家性の高さとアーティストとしての社会的背景、つまり「歴史的、政治的な要素」の考察をふまえた作品制作にアプローチする姿勢が信頼できる。ただシンプルに「雪を作品の素材にする」という制作のアイデアにとどまらず、その姿勢があってはじめて「札幌の雪、札幌に雪が降るということ」を深堀し、よそ者の視点で新鮮な思をもって札幌を眺め、また問い続けながら滞在をしてくれるのではないか、という期待が高まった。

Sapporo 2 is a project under the philosophy that individual creativity has an impact that would bring changes to the society, and, we give credence to Ting Chaong Wen's great talent as an artist as well as his social motives with his artistic approach where he considers historical and political aspects of the subject.
We are not looking for an artist who would merely consider 'snow as a material for an art work', but we believe and anticipate that Ting Chaong Wen would profoundly explore the ideas of 'what would snow mean in Sapporo' and 'the meaning of the actual event of snowing in Sapporo' giving objective insight and questioning into the state of Sapporo from an outsider's fresh point of view considering the approach he has in his art practice.

【キュレーター】 Zian Chen (台北、台湾) with Bamboo Curtain Studio
滞在期間:2013年1月17日〜2月27日
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ジアン・チェンは、台北を拠点にするキュレーターそしてフリーランスのライターである。これまで、関渡美術館での「Prattle」展(2010)、台北MoCAでの「Live Ammo」展(共同キュレーション、2011) 、ピンポン・アート・スペースでの「Video Acrobatics」展(2010)と「Post Office」展(2012)のキュレーションを行った。ライターとしては、Artist、ARTCO、Artitude等の地元の雑誌などで批評を発表している。最近では、題材をフィクション化することにより、連続した形でアート批評の限界を検証する「Possible Exhibitions」を著作した。

(選考理由)
「雪の環境というのは現代アートの制度化された枠組みを超えてのアートのあり方を探るいい機会になる」とSaporo2のコンセプト、活動体の意図を理解している点が、一ヶ月という短い滞在の中で招聘キュレーターに期待される「Sapporo 2 Project」の次のステップを提示する新しいプログラム提案という成果につながる可能性を大きく感じた。また、レジデンス経験がないこと、札幌の次世代のアーティストたちとの世代的な共感を持ちながら交流をしてくれるのではないかという期待も持てたため。

By judging what Chen said in his application, 'As a curator who works within the entire contemporary art system, to enter the snow environment is to imagine the possibilities of artistic language which is less institutionalized', we could see that he understands the concept and purposes of Sapporo 2, and he has a lot of potential in suggesting new approaches and potential programmes, which would be a step forward for Sapporo 2 during such a short 30 day period of residency.
Chen has never participated in a residency programme, so we anticipate that this will be a good opportunity for him to interact with the next generation of local artists in Sapporo through mutual perception of their generation.

# by join_sapporo2 | 2013-01-15 13:14 | information

Day04

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It s going to be snow from tomorrow, and it will last at least 4 days. M

# by join_sapporo2 | 2013-01-14 22:55 | note

Day03

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朝までに降ったようだ。
昨日までのカチカチで汚れてたのがまた白くなりました。M

# by join_sapporo2 | 2013-01-13 22:34 | note

Day02

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今日、札幌メディアアーツラボの国際会議”デジタルの裏庭”WS発表があります。
その中で、いくつかの重要なアイデアや方法論について言及されています。
http://www.ustream.tv/channel/sapporo-media-arts-lab

Sapporo2のまとめ(但し2013年バージョン)に有効な考え方もあり。

下記、Sapporo2用にブレイクダウン。

札幌の雪、と除雪について考える=DIY:Do it yourself Project

1)まずは雪が降る事実に向き合う&除雪をやってみる

<楽しい、美しい、辛い、キツイ、嫌い、好き・・・・>

2)どうすればいいか考える(・・・ことができる、または・・・きっかけが生まれる)

3)クリエイティビティが発揮され解決策を思いつく

4)体験と提案と実験を共有する

= Sapporo 2 !!!!!!!

# by join_sapporo2 | 2013-01-12 13:08 | note

Sapporo 2 Project 2013 starts!

Day01_2013

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▶ オープニング|ホームページ更新, Jan.11-14
▶ Sapporo 2 Diary ブログと FB, Jan.14 -Feb.22
▶ AIRプログラム|主催:npo S-AIR, 協力:Bamboo Culture Studio TAIWAN, Jan.17-Mar.12
▶ アーティスト・イン・スクール(おとどけアート)@もみじ台小学校, Feb.4-15
▶ アーティストトークと交流会, Jan.26 か27
▶ スノーガーデンショウ: Feb.9-10@創成川公園「まんなか広場」&「狸2条広場雪だるまカーニバルに協力」
▶ プロジェクト展示 @ FABULOUS WALL, Feb.5-Mar.10(予定)
▶ 「除雪体操」の開発と発表 , Feb.22
▶ クロージング|AIRプログラム招聘アーティスト、キュレーターの滞在報告と提案プレゼンテーション & Party, Feb.22

各プログラムの詳細や参加方法は14日に更新します。M

# by join_sapporo2 | 2013-01-12 00:01 | information

2012.03.11

Today.

# by join_sapporo2 | 2012-03-11 23:38 | note

【更新版】今日のSapporo2トークはUstream配信します.15:00〜

2/25 Sapporo2トーク最終Ustreamアーカイブ

たいへん、見づらい動画記録になっており、申し訳ございません。始まり〜31分27秒頃まで音声がありません。またその後数分に渡り画面が黒くなっています。アーカイブ動画は全体で70分です。
音声のない冒頭部分はのちほどリポートで追記します。小田井

# by join_sapporo2 | 2012-02-25 14:50 | information

Sapporo2 Day_考察

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昨日、Sapporo2シーズン最終日に中島公園近辺を歩いていましたら、行啓通商店街?で、独自の雪まつりがおこなわれていた事実を知る。
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ってな感じで、だれもかれもがなんかやるというSapporo2 Dayの実現の方法として、既存のコミュニティ単位の取り組みと一緒に活動するというのは、シーズン初日のミーティングで、小林亮太郎が発言していたようにすぐに取りかかれることかもしれないと思った。
2010年の「Sapporo2 Projectアーティストによるもうひとつの雪まつり@札幌リンケージプラザ」の中のひとつで行ったリサーチでも、札幌市内だけで30近い団体が、冬場、雪シーズンに独自の雪まつり、雪遊びの取り組みをしている。
きれいに、日程を合わせてというのは難しいけれども、Sapporo2 Dayの主旨を説明し、賛同してもらえたら、各活動がSapporo2 Dayの一環になっていくのではないか、と。

次の2013シーズンに向けての具体的な動きはいくつか見えてきたようだ!!M

# by join_sapporo2 | 2012-02-23 18:45 | note

exciteニュース(WEBニュース転載)

雪遊びイベント中止に=「放射性物質心配」の声―青森の630キロ無駄に・沖縄
2012年2月21日 20時39分

 那覇市と海上自衛隊第5航空群(同市)は21日、23日に予定していた子ども向け雪遊びのイベントを中止すると発表した。雪は同航空群が青森県十和田市から搬送したが、沖縄県に自主避難している父母らから、「放射性物質が含まれているのでは」と懸念する声が相次いだためという。イベントは2004年度から続く恒例行事で、中止は初めてという。

 イベント用の雪は約630キロ。八戸航空基地(青森県八戸市)の訓練に参加した隊員らが16日、十和田市内で集めてP3C哨戒機で運んだ。搬送時と到着時の2回、放射線量を計測した結果、過去の平常値と同じ水準だったという。

 一方、那覇市には2月中旬ごろから、東日本大震災後に自主避難してきた人たちから、会場となる児童館や市に対し、中止を求める声が10件程度寄せられた。市は20日、児童館で説明会を開催。集まった約20人の父母らに対し、放射線量の測定結果を伝え、危険性はないとして開催への理解を求めた。

 しかし、参加者からは「雪に含まれた放射能が溶けて空気中に拡散するのでは」「放射能汚染を避けるため沖縄に避難している。少しでも放射能が測定されているなら中止してほしい」などの声が上がった。

# by join_sapporo2 | 2012-02-21 21:23 | note

プロジェクト運営の考察メモ

アーティストの関わりをAIRの形式でできないかとここ2年ばかり考えて来たのです。
特に2010/2011のプロジェクトシーズンに、team hollandがさっぽろ雪まつりの11丁目会場で毎年開催されている「国際雪像コンクール」というのに参加していて、そこの出場チームの控え室プレハブのムードがとても家庭的で、コンテストなんだけどもチーム同士の励まし合いや、道具や技術のアドバイス交換なんかが和やかにあって、友好的。その雰囲気をSapporo2のAIRで再現してみたいと思ったのがきっかけ。

その後、考察を進めて行く中で、プロジェクトのイベントとして取り扱う事のジレンマというか矛盾があって、それは、雪・自然を相手にアーティストが創造的な実験を繰り返す、という本来の意図に反して、アーティストのやろうとすることを自然、というかその時の状況にあらがいつつ実現しなくちゃいけないといういくつかの結果によります。

雪は毎日、数時間で、一日の中でも姿や様子を変えて行くので、ある雪のコンディションに対して思いついたアーティストのアイデアが、イベントとして決められた日の時間に実現しないこともある、ということ。
イベントに仕立ててしまうと、アーティストの創造の成果を見ようと、そこにオーディエンスとして参加しようとしてわざわざ来る人に対して、主催者が責任を100%持てない、ということでした。
最初からおおらかに、「雪っていう自然の中でのアートプロジェクトなので!」と割り切れたらそれでいいのだけど、その「おおらかさ」が言い訳になってしまうという、または参加者をがっかりさせてしまうということが起こるのだ。そんな結果がプロジェクトに対してネガティブな印象やジャッジメントに繋がるというしたら、イベントとしては、特に、補助金や助成金をいただいている事業としてはとてもリスクが高い、高すぎると感じていました。
がんばりましたが、できませんでした、ということですから。

雪、自然がいかにコントロール不可能で、だからこそ面白みや創造性に富んでいるとそういうメッセージも送りながら、そしてプロジェクトに、そこに参画するアーティストの活動にリスクの低いプログラムが企画できないだろうかと思った先に、「アーティスト・イン・レジデンス」の導入というアイデアが起こった。

サーファーがベストな波を待てるような、毎日、毎朝違う波で自分を試しているような、そういう気の長い、そして絶え間ない、自然の営みに従うようなおおらかなアートプログラムのフォームとして、アーティスト・イン・レジデンスが最適だと感じた。

ださいけど、アーティスト・イン・スノウ、なのか?それがいいように思う。
アーティストが、雪や札幌独特のこの自然や現象の中で、自分の創造性を試し、学びとるようなそんなAIRがやりたいなあ!!雪がやさしく厳しい学校になるんじゃないかと思います。

次に試してみるべきプログラムです。あとは予算だな。M

# by join_sapporo2 | 2012-02-21 21:15 | note